でこてっくろぐ ねお

UbieのSRE。でこらいふろぐ(http://dekolife.hatenablog.com/)の姉妹版。デコテックログ(deko tech log)である

Google Cloud の Associate Cloud Engineer 資格を取得するためにした勉強

本記事ははてなエンジニア Advent Calendar 2020 の3日目の記事です。昨日は id:nabeop さんのcdktf に入門した話 - nabeo がピーしているブログ (仮)でした

私はここ数年クラウドというとAWSばかり触っています。AWSに関してはre:Inventに参加したり Solution Architec Professional を取得したりとそこそこ扱える状態ではあるのですが、Google CloudやMicrosoft Azureについてはほとんど触ったことがありません。

今回、Google Cloudも触れるようになりたい!と思いまして、ある程度全体像を掴むための一歩として手始めに資格を取得してみることにしたところ実際に資格を取得でききました。 このエントリでは最初どういう状態から実際にどのような勉強を行ったか、ついでに私の受けた遠隔監視オンライン試験についてをこちらに記載します。

勉強前の状態

  • Google Cloud実務経験はなし
  • 数年前にISUCONで触った記憶はあるが何も覚えていない

試験に向けて勉強したこと

勉強したことは以下の通り。だいたい総計15~20時間くらい

Qwiklabs(試験後に便利さを知った勉強ツール)

今回の試験勉強では使わなかったのですが、試験後に知ったこととして、以下Qwiklabsというサービスが、Google Cloudを勉強するに非常に便利だということがわかりました。 Qwiklabs - Hands-On Cloud Training

いろいろなコースがあり、コースを始めるとコースごとにGoogle Cloudの専用アカウントが与えられ、その中でコースの内容に沿って実際にGoogle Cloudの設定を変更していく、というものです。

コースの中にはいくつかチェックポイントが存在し、チェックポイントでは実際にそのGoogle Cloudのアカウントの中で正しく設定がされているかがちゃんと確認されるようになっており驚きました。

有料ではあるのですが非常に有用なのでぜひお試しください。なお、現在、2021年1月まで、無料でいくつかのコースが受けられるキャンペーンをしているので、ぜひこちらで試してみるといいと思います。私はこのキャンペーンで試してみた結果、Qwiklab大好きになりました。

Google Cloud スキルバッジキャンペーン

同僚がこちらを会社費用で受けられるように調整してくれたので、次の資格を取得する際はガンガン使っていこうと思いました。

遠隔監視オンライン試験について

資格取得試験を当日どのように受けるかについて、実際に試験センターに出向くオンサイト試験と、遠隔監視オンライン試験の2種類から選ぶことができます。

私はわざわざ試験会場まで出向くのが面倒だったので遠隔監視オンライン試験で受験することにしました。 遠隔監視オンライン試験では、チャットで試験官とやり取りしながらPCのカメラを使いつつ部屋の隅々まで移したりしていてちゃんとしているなぁという印象でした。ただ、チャットでのやり取りが若干不自然で"本当にこちらの言うことを理解しているのだろうか"という不安が常にありました。

また、多分後で画像を確認するなどするからだと思うのですが、実際に試験終了後に"合格"と出つつも"10日以内に正式な合格かどうかを判定します"という文言が出て、実際に1週間後くらいに正式な合格通知が来るまで結構不安な気持ちで過ごすこととなりました。

感想

新しいクラウドを大雑把に学ぶのに初級レベルの資格を勉強するのは非常に効率が良いというのを感じました。 この技はまた新しいクラウドを学ぶ時に使っていきたいです。

また、今回せっかくGoogle Cloudの勉強をしたので、今後は実務にも組み込みつつProfessional Cloud Architectを目指したいなと思います。

明日のアドベントカレンダーid:syou6162さんです。楽しみにしてます! qiita.com